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永遠に待ちの政治では、迅速な対応はできない。どこまでも停滞気味である。元来のんきな性格のためか、自分自身は無為無策でありながら、棚から牡丹餅の落ちてくるのを熱心に期待している。 現実の内容は、「世の中は、、、、、」の内容であり、理想の内容は、「あるべき姿」の内容である。これは非現実である。 日本語には時制がなく、日本人は現実 (現在) と非現実 (過去・未来) の世界を独立させて並行して言い表すことが難しい。 非現実 (理想) に向かうための現実対応策が語れない。 現実から理想へと一足飛びに内容が飛ぶ。言霊の効果のようなものか。その過程が明確にされない。 時制を考慮することなく自分の思った内容を述べようとすると、現実肯定主義派と空理空論 (曲学阿世) 派のどちらかに分かれることになる。 これでは政治音痴は止まらない。 両者は話が合わない状態に陥り、議論ができない。そこで、悪い意味での数合わせで、民主的に、物事を決するしかないことを日本人は心得ている。 だから、多数がとにかく足並みをそろえる大連立の構想には意味があると考えられているのであろう。 守旧派の世界は理想的ではないが、過不足なく成り立っている。革新派の世界は穴だらけで成り立たないことが多い。 安心と不信の背比べである。だから、政治家は静観が多く、意思決定には手間を取る。 静観には現在時制を働かせるだけで十分であるが、意思決定に至るには意思(未来時制の内容)の制作が必要になる。 意思の制作に未来時制が必要であるということは、自分が意思を作って示すことも他人から意思を受け取ることも難しいということになる。 つまり、社会全体が意思疎通を欠いた状態のままでとどまっているということである。 それで、勝手な解釈に近い以心伝心が貴重なものと考えられている。 時代に取り残されるのではないかという憂いが常に社会に漂っている。 英米人の政治哲学に基づいて次々と繰り出されてくる条約締結の提案には、ただたじろぐばかりである。 自分たちには、哲学がない。理想もなければ、それに向かって踏み出す力もない。 筋道を明らかにされることのない指導者からの励みの要請に民は閉塞感を持っている。玉砕戦法のようなものか。 だから、我々は耐え難きを耐え、忍び難きを忍ぶ必要に迫られることになる。 http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/ http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
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