2018.02.18  原寿雄さんを追悼するシンポジウムのお知らせ

ジャーナリスト原寿雄さんが亡くなってから3か月余り。原さんを追悼し、「デスク日記」をはじめ彼が追求し続けた、いかなる権力からも独立し、真実の報道を目指すジャーナリズムについて、語りあうシンポジウムが、3月10日13:30~16:00、東京・内幸町のプレスセンター10F大会議場で開催されます。参加自由、会費千円(学生無料)。

          原寿雄さんを追悼するシンポジウムのお知らせ
2018.02.16  元号をやめて西暦にしませんか
           メール通信「昔あったづもな」第72号

小澤俊夫 (小澤昔ばなし研究所所長)

 天皇が退位されることになり、新しい元号が話題になっているが、ぼくはこの際、元号はやめて、西暦に切り替えたほうがいいと思う。元号で時代を考えるために、われわれの時代感覚は短い時間に限定されてしまっていると思うからである。
 例えば、日清戦争は明治27・28年だった。今から何年前ですか、と言われて、すぐに答えられる日本人はほとんどいないだろう。西暦ならば、2018年から1894年を引き算すれば、124年前とすぐわかる。このことは単純なことのようだが、実はわれわれ日本人の時代感覚に大きな影響を与えていると思うのである。
 
 われわれは、室町時代とか明治時代、大正時代などというが、そのとき、現在との時間的距離は意識しないで、室町時代という時間的かたまりを意識しているに過ぎない。満州事変以来の時代に起きた出来事も、現在につながる出来事としてよりも、昭和時代という時間のかたまりのなかの出来事としてしか把握しない。その表れのひとつが韓国の従軍慰安婦問題ではないかと思う。日本人にとっては、あれはもう昭和時代という過去の一時期の出来事に過ぎないのである。韓国の人にとってはとてもそんなものではないのに。

 われわれはその意味で、時間的近視眼なのである。遠くは見えない。
 この近視眼は、時間だけでなく、空間についても効いているようである。第二次大戦末期にインパール作戦という大作戦の失敗があった。3万人の兵士が餓死、病死して敗退したということである。ビルマを横断して北上する約470キロ行軍の大作戦だったのだが、参謀本部は、山脈あり、大河ありのこの行軍が実際にどれほどの困難を伴うものか、イメージできなかったのだと思う。武器弾薬と食料を運ぶのに、牛や馬の背に乗せたというのだ。これなどは、農村での仕事の発想の応用ではないか。近視眼そのものである。敵の襲撃を受けると、牛や馬は四方八方へ逃げてしまい、日本軍は武器弾薬と食料を一気に失ってしまったこともあるという。
 
 この時間的、空間的近視眼を拭い去るために第一にするべきことは、元号をやめて西暦にすることである。時間を長いスパンで見ることが基本である。
 しかし、西暦はキリスト教の暦年だから日本には向かないという考えもあるだろう。だが、共産国である中国でさえ、年号を廃止して西暦にした。ロシアも共産国時代から西暦である。
 そもそも元号とは、古代中国の前漢時代に、武帝という専制君主が作ったものということである。紀元前二世紀の話である。それを、二十一世紀の日本が、唯一の国として後生大事に守っているということ自体、驚きではないか。
 マスメディアは、そんなことは取り上げず、「元号にはMTSHは使わないほうがいい」などということで盛り上がっている。情けない話である。(2018.2.9)
2018.02.12  「本日休載」
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2018.02.11  「本日休載」

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2018.01.24  南北合同朝鮮チームで平昌五輪参加
  IOCが正式決定。準備チームが訪韓。

坂井定雄 (龍谷大学名誉教授)

メディアで大きく速報された通り、韓国ピョンチャン(平昌)で2月9日開幕の冬季オリンピック大会に、韓国、北朝鮮の南北朝鮮が「コリア」名の合同チームで参加、開会式には一つの朝鮮半島を描いた「統一旗」を掲げて入場行進、両国の国歌の代わり朝鮮民謡「アリラン」を使うことが、20日、スイス・ローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)で正式に決まった。翌日には北側の準備チームが板門店を通って南側に入り、現地調査と韓国オリンピック委員会との打ち合わせに入った。北側準備チームを率いるのは、これまでに韓国で開かれたアジア競技大会などで人気を集めた女性のモランボン芸術団の団長。
私は、ピョンチャン・オリンピックの成功と日本チームの好成績を心から願っている。私自身は4年間、共同通信社のジュネーブ支局でIOCを担当したことがある。残酷な殺戮も行われた旧ユーゴスラビア内戦後のサラエボ冬季大会を、大会の準備段階から最後まで取材した。オリンピックは、さまざまな国際対立・紛争のなかでも、後でも、夏季・冬季大会がIOCと当事国、関係国の努力で開催され、話し合いの場を広げ、少しでも傷跡を癒やしてきたのだ。もちろんオリンピックは、国際関係にも、各国の国内事情、政治にも影響され、国威発揚の場になるのだが、その一方で、各国民の友好関係を育て、戦争ではなく平和をもたらし、支える、独自の大きな力を持っていると思う。
ピョンチャン・オリンピックに参加しても、それで北朝鮮が核開発を放棄することも停止することもないだろうし、米韓合同演習は延期されただけで再開するだろうが、それでも、南北が合同選手団でオリンピックに参加した事実が、朝鮮半島の緊張緩和と、北朝鮮に核開発をやめさせるための平和的努力に役立つとおもう。
15日の本欄でも引用したが、11日付の朝日新聞朝刊の「五輪の陰で核の策略」「北朝鮮は国際的な孤立から逃れるためにまず、最も手っ取り早いと考える南北関係の改善に手をつけようとしている。五輪に選手団だけでなく高官や応援団を送るというのも、そのための戦術と見ざるを得ない。」とみるのは、あまりに短絡的、主観的ではないか。
ただし、他紙にはもっとひどく北朝鮮と韓国の文政権を攻撃するものもある。これでは、うかうかオリンピックを楽しめない。朝日新聞、部数が増えているという東京新聞はじめ他紙とNHK,民放に、楽しいオリンピック報道を期待している。

▼豊富なBBCの報道
ピョンチャン五輪の事前報道では、英国の公共放送BBC電子版が(通信社のロイター、APの速報以外では)もっとも豊富に報道しているのではないかと思う。1月5日以降の、速報以外の主な長文報道を紹介するとー「北朝鮮外交:すでに本年最高潮か?」(1月5日)、「北朝鮮:爆弾と外交のスポーツ史」(9日)、「冬季オリンピック:北朝鮮はスポーツでどれほど善戦してきたか」(16日)、「北朝鮮危機:南は澄んだ目で話し合い」(18日)、「パラリンピックで北朝鮮スキー選手は成功を夢見る」(19日)、「北朝鮮の五輪調査団はモランボン女性芸術団のリーダー」(21日)
21日のBBC電子版の報道を紹介しようー
北朝鮮の代表団が、来月の冬季オリンピックの会場施設視察のため、韓国に到着した。
代表団の団長は、有名なモランボン女性芸術団のリーダーで、この秘密多い国の名声高い女性・ヒョン・ソンウォル。
北朝鮮は、この2年間で初めての高レベル南北会談の後、代表団を派遣することに合意した。
この合意は、核兵器開発計画をめぐる何か月もの緊張を外交的に突破するものと見られている。
韓国メディアは、厳しく要塞化されている国境をバスで越え、数百人の警察官に囲まれ、列車に乗ってソウルに向かった北朝鮮代表団を報道した。しかしソウルの報道陣のカメラが焦点を合わせたのは、ヒョン・ソンウォルだった。
彼女と団員10人のモランボン芸術団は北朝鮮の魅惑的な顔で、以前から“スパイス・ガールズ(英国の有名な女性楽団)へのピョンヤン(平壌)の答え”と呼ばれてきた。しばしばミニスカートとハイヒールで登場、西側スタイルのポップスと愛国歌を混ぜ合わせたような音楽を上演する。
ヒョンさんは、最高指導者金正恩の元愛人だったとうわさされたことがあるが、北朝鮮ウオッチャーからは否定されてきた。彼女は五輪期間中、140人の芸術団を指揮する。   (了)
2018.01.21 「本日休載」

 今日、1月21日(日) は 休載します。

   リベラル21編集委員会

2018.01.20  「本日休載」

 今日、1月20日(土) は 休載します。

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