2019.09.21 ■短信■
   くじらのような大きな船の音楽会
   ひびきあう第五福竜丸のしらべ

きれいな海にやってきたいっそうのマグロ漁船と、いっとうの大きなくじら。
漁師さんとくじらは、見たことのない大きな大きな太陽を見た……。
くじらは考えた。きれいな海を、大切ないのちを守るには……。
アメリカの水爆実験で被ばくした第五福竜丸とくじらの物語をピアノとチェロの演奏にのせて語ります。

日時:10月12日(土)。17:00 開演

会場:都立第五福竜丸展示館内特設ステージ
   東京都江東区夢の島2-1-1 夢の島公園内 電話03-3521-8494
JR京葉線、メトロ有楽町線、りんかい線の新木場駅から徒歩10分

前半:ピアノとチェロの美しい調べ
   崔善愛(チェ ソンエ)さんのピアノと三宅進さんのチェロ。曲目(予定)はサンサーンス「白鳥」、フォーレ「夢の中に」、林光「裸の島」、ショパン「革命のエチュード」「別れの曲」ほか

後半:音楽朗読劇「くじらのこえ なみのこえ」
   脚本/山谷典子 演出・出演/辻暉猛、斉藤とも子 ビアノ/崔善愛 チェロ/三宅進

入場料:子ども1500円(小学生~高校生。未就学児はご遠慮ください)
    大人3000円

ご予約:電話03-3521-8494 FAX03-3521-2900 Web http//d5f.org 
                                                        (岩)
 

                                                            
2019.09.14 ■短信■
 四國五郎展
 創作の原動力は戦争への怒りと悲しみだった

近年、広島出身の画家、四國五郎(1924-2004)が注目を集めています。
彼は、3年間のシベリア抑留を経験しました。栄養失調と酷寒のなかでの重労働で体を壊しますが、療養中の病院で得意な絵が認められ、壁新聞や雑誌の表紙、挿絵に腕を振るいます。1948年に帰国後、広島に復員し弟の被爆死を知り、これをきっかけに、平和を望む創作活動が始まります。
 記憶が薄れないうちにと描いた1000ページにも及ぶ「わが青春の記録」。原爆詩人・峠三吉との共作「辻詩」。平和を祈念する数々の母子像。さらに、67歳にして参加したシベリアへの墓参・慰霊の旅を契機に描き始めたシベリア抑留の油彩や水彩などがあります。
四國五郎展では、これらの作品が展示されます。

会場:平和祈念展示資料館(総務省委託)
   新宿住友ビル33階(東京都新宿区西新宿2-6-1。℡ 03-5323-8709)
都営大江戸線都庁前駅から徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線西新宿駅から徒歩7分
   JR線、小田急線、京王線の新宿駅西口から徒歩10分

日時:10月1日(火)~12月27日(金)。9:30~17:30 (入館は17:00まで)

休館日:毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は火曜日)

入館:無料

                                            (岩)
2019.09.07  ■短信■
   緊急講演会
  「日韓関係を破壊する安倍政権」


日本政府は、8月2日、韓国をホワイト国から除外する閣議決定をしました。この措置は韓国経済に打撃を与えることを狙って経産省と官邸が結託して強行したものです。
 6日、安倍首相は元徴用工問題を念頭に韓国について「最大の問題は、国家間の約束を守るかどうかという信頼の問題だ」「日韓請求権協定に違反する行為を一方的に行い、国交正常化の基盤となった国際条約を破っている」と韓国側を非難しました。
 しかし、日韓請求権協定では、確かに両国間の請求権の問題は最終的かつ完全に解決しましたが、「いわゆる個人の財産・請求権そのものを国内法的な意味で消滅させたものではない」ことは日本政府も一貫して認めているところです。安倍首相の発言はこれまでの政府見解を覆すもので絶対に許されません。
 私たちは、1995年の村山富市首相談話の歴史認識を踏まえ、1998年に金大中大統領と小渕恵三首相の間で締結された「日韓共同宣言」や2010年の菅直人首相談話を出発点にすえて冷静な対話を行うことを訴えます。
 この緊急事態を受けて、アジア外交についての第一人者である浅井基文氏から「日韓関係を破壊する安倍政権」というテーマで、講演をしていただきます。

日時:9月10日(火)午後6時~9時

場所:港区立商工会館2階研修室(TEL 03-3433-0862)
 東京都港区海岸1-4-28 JR浜松町駅北口から徒歩7分

講師:浅井基文さん(元広島平和研究所所長)

資料代:500円

主催:重慶大爆撃の被害者と連帯する会・東京
   重慶大爆撃訴訟弁護団(連絡先:弁護団事務局 TEL03-3501-5558)
   村山談話を継承し発展させる会(TEL 090-8808-5000)
                                                 (岩)


2019.09.06  ■短信■
     2019年キューバ友好フォーラム
     「変貌するラテンアメリカ」

ラテンアメリカで大変化が進行し、世界の注目を集めています。
ラテンアメリカと言えば、かつては軍事政権が多い地域というイメージが強かったが、20世紀末ごろから、左派・中道左派政権の誕生が相次ぎ、21世紀初めにはラテンアメリカ諸国の半分近くが、そうした政権になったと言われたものです。
が、2013年ごろから、左派・中道左派政権の退潮が始まり、2015年には、アルゼンチンで中道左派政権に代わって中道右派政権が登場、ベネズエラでは、マドゥロ左派政権が総選挙で野党連合に大敗しました。2019年初頭には、それまで左派政権が続いていたブラジルで極右政権が誕生ました。その一方で、メキシコでは、2018年暮れ、左派政権が誕生しました。
キューバは2015年に米国と54年ぶりに国交を回復しましたが、国交回復を推進したオバマ政権に代わって登場したトランプ政権はキューバ敵視政策に転換、両国関係は悪化の一途をたどっています。
こうした変化をもたらしたものは何なのか、これからラテンアメリカはどこへ向かうのか。この地域の情勢に詳しい2人の学者が、ラテンアメリカの最新の状況と展望を語ります。

日時:9月7日(土)13:30~16:30 開場13:00

会場:日本記者クラブ大会議室(TEL 03-3503-2721)
 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンター9階
東京メトロ千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C出口、丸ノ内線「霞ヶ関駅」B2出口、  都営三田線「内幸町駅」A7出口、JR「新橋駅」日比谷口(SL広場側出口)

講演1:所 康弘・明治大学准教授「ラテンアメリカはいま:グローバル資本主義の視点からみる」
講演2:舛方周一郎・神田外語大学専任講師「ラテンアメリカにおける民主主義の後退? ブラジル・ボルソナーロ政権成立とイリベラル反動を中心に」

報告1:山田太枝・キューバ友好円卓会議会員「2019年メーデー国際ブリガーダに参加して」
報告2:安田 清・キューバ友好円卓会議会員「ピースボート乗船顛末記」   

参加費:1000円(会員500円)  事前申し込みは必要ありません

主催・問い合わせ先:キューバ友好円卓会議
FAX03-3415-9292 e-mail:cuba.entaku.0803@gmail.com
                                           (岩)
2019.08.30 原爆の図保存基金にご協力を
■短信■

原爆の図保存基金にご協力を
目標金額は5億円


 丸木位里・俊夫妻が描いた『原爆の図』を収めた「原爆の図丸木美術館」が埼玉県東松山市に開館したのは1967年です。今年で52年になりますが、建物の老朽化や、温湿度管理および紫外線・虫害・塵埃対策の未整備といつた問題に直面しています。
 このため、ここを管理している公益財団法人原爆の図丸木美術館は、作品管理が可能な展示室・地下収蔵庫を備えた新館の建設や、丸木夫妻関係資料のアーカイブの整備や海外発信の充実を計画し、それを実現するための「原爆の図保存基金」を開設、市民に寄付を呼びかけています。寄付は税額控除の対象になります。
 目標金額は5億円とのことです。

寄付振込先:
ゆうちょ銀行 加入者名「原爆の図保存基金」口座番号「00260 6 138290」

問い合わせ先:原爆の図丸木美術館(0493-22-3266)

(岩)
2019.07.23 ■短信■
       記録映画から読み解くオリンピック
       PARC自由学校2019オープン講座


 来年東京で開催されるオリンピック・パラリンピック。しかし、私たちの多くにとって、開会式・閉会式や競技を目にするのは、映像を通してです。五輪と映像ははたしてどのような関係を結んできたのでしょうか。
 手がかりとなるのが、レニ・リーフェンシュタール監督『オリンピア』(「民族の祭典」・「美の祭典」1938年)と市川昆監督『東京オリンピック』(1965年)です。
 それぞれ1936年ベルリン五輪と1964年東京五輪を撮影した両作は、ともに映画史に残る傑作として知られる一方で、記録と演出、芸術と政治をめぐる論議を呼んできました。二つの映像作品を検証することは、政治イベントとしてのオリンピックと向き合い、中継やニュース速報のような映像の自明性を疑う機会ともなります。
 講師に映像を交えてお話いただきます。

日時:8月5(月)19時~21時30分

主催・会場:アジア太平洋資料センターPARC自由学校(東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル2F。都営新宿線「小川町」、丸ノ内線「淡路町」、千代田線「新御茶ノ水」A5出口から徒歩2分)。Tel 03-5209-3455  e-mail:office@parc-jp.org

講師:永田浩三(武蔵大学教授)

申込み:下記のWEBフォームから入力されるか、メール、電話にてご連絡ください。
http//www.parc-jp.org/guidance/form06.html

参加費:500円

(岩)
2019.07.16 ■短信■
         ベン・シャーンが見た福竜丸
         13点のデッサンと漁師たち


 静岡県焼津港所属のまぐろ漁船「第五福竜丸」(乗組員23人)が、1954年3月に太平洋で操業中、ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で被ばくしてから、今年で65年になります。
 この事件は国際的な反響を呼び、米国の核物理学者ラルフ・ラップは1957年、ルポルタージュ『第五福竜丸の航海The Voyage of The Lucky Dragon』を発表しました。その時、米国の画家、ベン・シャーンが、その挿絵のために40点のデザインを描きました。その後、福竜丸の被ばくと、無線長・久保山愛吉さんの死に心を寄せたシャーンは、1960年代に1年がかりで彩色画の「ラッキードラゴン・シリーズ」11点を描きました。
 本展覧会には、彼のデッサン13点(港 出航 彼らの漁道具 漁 サンゴ礁の怪物 降下物 死んだ彼 病院にて 船主 写真家 報道から 未亡人 なぜ)が展示されており、福竜丸の水爆実験被災の航海をたどることができます。
 本展覧会は、第五福竜丸が保存されている都立第五福竜丸展示館が大規模改修され、今年4月にリニューアルオープンしたことを記念する企画展です。

日時:9月29(日)まで。9時30分~16時、月曜休館

会場:都立第五福竜丸展示館(東京都江東区夢の島2-1-1 夢の島公園内。JR京葉線、メトロ有楽町、りんかい線新木場駅から徒歩10分)

入館料:無料

主催:公益財団法人第五福竜丸平和協会(℡ 03-3521-8494)

(岩)
2019.07.03  日米地位協定と密約の実態を知るつどい
          沖縄・宮森小学校米軍ジェット機墜落の悲劇から60年

おかしいと思いませんか?
沖縄の民意を無視して、辺野古新基地工事が強行されるのを?
学校や病院、住宅地の真上を低空で米軍機が飛ぶのを?
保育園や小学校に米軍機の部品が落ちてくるのを?
米軍人による凶悪事件を日本の法律で正当に裁けないことを?
米軍機が事故を起こすと現場封鎖し、日本の警察が捜査できないことを?
民間機が入れない米軍支配の1都9県にまたがる巨大空域があることを?
「日本国憲法の上の日米地位協定があり、国会の上に日米合同委員会がある」(故翁長前沖縄県知事) 実態を知り、一緒に考えてみましょう。

日時:7月14日(日)14:00~17:30

場所:明治学院大学白金校舎3号館地下1階3101教室(東京の白金台駅2番出口、白金高輪駅1番出口、高輪台駅A2出口から徒歩7分)

第一部講演:牛島貞満(宮森・630を伝える会)「宮森小学校米軍ジェット機墜落の悲劇から60年」、吉田敏浩(ジャーナリスト)「横田空域と日米合同委員会の密約」
第二部パネルディスカッション:吉田敏浩、牛島貞満 現地報告

資料代:800円(学生・明治学院大学関係者は無料)

主催:沖縄のつどい実行委員会(宮森・630を伝える会、ジュゴン保護キャンペーンセンター、公益財団法人原爆の図丸木美術館)

連絡先:090-1837-4579
       (岩)
2019.07.03  「植民地としての女性」
           植民地文化学会フォーラム

 植民地文化学会の今年のテーマは「植民地としての女性」です。
 今年はMe Too運動や入試差別など、女性への差別がクローズ・アップされました。そこで、本学会でも、これまで4回続けてきたフォーラム「内なる植民地」の新たな展開として、今回のフォーラムを開くことになりました。
 家父長制は「原始、太陽」だった女性を隷属的な位置に落としただけではなく、奴隷制や「帝国」を生み出し、男性も犠牲者となりました。そういう意味では 「女性解放は男性解放」(田岡嶺雲)です。今回、フォーラムのコメンテーターのひとりに男性を選んだ次第です。
 また第2日目は、研究発表会のほかに、私たちの学会の源泉を再確認するための試みの一つとして、前回に続いて、長い間、「満洲国」文学の研究に従ってきた岡田英樹さん(元立命館大学教員)を予定しています。
 両日とも参加はどなたでも自由です。
 
第1日 2019年7月6日(土)
時間 Ⅰ3時30分―18時
場所 早稲田大学本校キャンパス8号館B102教室(地下)
     (地下鉄東西線早稲田駅下車徒歩6分、または山手線高田馬場駅下車、
     大隈講堂行きスクールバス乗り換え終点下車徒歩1分)
問題提起
     「『帝国の慰安婦』という植民地」 朴裕河(韓国・世宗大学教員)
     「女性の貧困と差別」 雨宮処凛(作家)
     「《植民地として女性》を問う」 北田幸恵(城西国際大学教員)
           #Me Too、入学差別、ケア問題から見えてくるもの
     「国際人権法とジェンダー」 堀口悦子(明治大学教員)
     コメンテーター  稲垣眞美(評論家) 加藤千香子(横浜国立大学教員)

第2日 2019年7月7日(日)
場所 早稲田大学本校キャンパス3号館701室
① 研究発表 10時―12時
   朱彩雲「田村(佐藤)俊子の上海・北京・南京―1938年12月から1942年5月まで」
      コメンテーター 黒澤亜里子(沖縄国際大学教員)
   楊 磊「「満洲国」をいかに着飾るか―美人画ポスターにおける民族衣装を中心に」
      コメンテーター 平石淑子(日本女子大学教員)
② 研究案内 13時30分―14時30分
   岡田英樹(中国文学研究者。本会理事)
   「《満州国》文学研究の過去と現在―自伝的に」

資料代 第1日、第2日とも500円
主催 植民地文化学会(代表・西田 勝)
問い合わせ TEL&FAX 047-381-4595
                (岩)
2019.06.27  ■短信■
      「今、ベネズエラで何が起きているのか」       
        べネズエラを知る集い

 南米の国「ベネズエラ」と言えば、みなさんはどんな印象を持っているでしょうか? 「地球の反対側の遠い国」という印象がまず浮かび、その次に「独裁国家」「飢えと貧困の国」という印象が続くのではないでしょうか?
 とくに今年1月、国会議長だったグアイド氏が米国の後押しを受けて暫定大統領宣言をして以降、マドゥーロ現大統領支持勢力とグアイド支持勢力の間で対立が深まっています。 わたくしたちは、このベネズエラをめぐる状況を憂慮し、①外部勢力の介入反対②真実を知り伝える――ことを共通項に集まった有志です。
 いまベネズエラでなにが起きているのか? はたして日本のマスメディアが伝えるベネズエラ報道は真実なのか? このことを考える集いを行います。

日時: 7月7日(日)13時~16時(開場12時45分)

会場: 明治大学リバティータワー15階1153教室(JR中央線・総武線御茶ノ水駅下車)

講演: 伊高浩昭氏(ジャーナリスト・ラテンアメリカ研究者) ベネズエラ問題の深層

映像: 「写真で見るベネズエラ案内」「ベネズエラ:革命を守る」を上映

資料代: 800円

主催: 「ベネズエラを知る集い」実行委員会

連絡先: 東京都新宿区山吹町333 辻ビル405 クバポン気付 FAX 03-3268-6079
E-mail  venezuelawoshirukai@gmail.com
                                    (岩)