2014.04.30
現在進行形 Part 1
現在進行形は現在進行中の出来事を表す
現在進行形(I am doing)は、「今やっていること」「今、起きていること」を言いたいときに使う。
いま何をしているの? What are you doing?
いま昼ごはんを食べている。 We are eating lunch at the moment.
いま雨がはげしく降っている。 It is raining hard now.
「最近やっていること」「最近、起きていること」にも使える。たとえば、友人から久しぶりに電話がかかってきて、「どうしているのか?」ときかれて、「今、とてもおもしろい本を読んでいるんだ」。 I am reading a very interesting book now. さらにまた、共通の友人であるケンについて、「ケンはどうしているの?」ときかれて、「ケンは中国で働きたいので、いま中国語を勉強している」。 Ken wants to work in China, so he is studying Chinese. この場合、今=最近(these days)。
ケンは今(=発話時)、中国語を勉強しているとはかぎらない。発話時点では何か別なことをしているかもしれない。しかし中国語の勉強はまだ終わっていない(=未完了)。このように、発話時点で進行中でなくても、断続的に続いていれば「現在進行中の動作」とみて現在進行形を使うことができる。
現在進行形は基本的に「現在進行中の出来事」を表し、今(now)と関係する。なので今を中心とした期間(a period around now)を示す語句(now, at the moment, these days, today, this week, this month, this year, etc.)と一緒に使うことが多い。たとえば、
We are losing money this month. (今月は赤字だ)
現在進行形は「現在進行中の出来事」以外にも、以下のように様々な用途があり、その応用範囲は驚くほど広い。未来の出来事(はっきり決まっている予定)さえも表現できる。ただしその場合、未来時を示す語句が必要。たとえば、later, next month など。「はっきり決まっている予定」はすべて、準助動詞の be going to(~するつもり)で書き換えができるが、進行形の方が簡潔だ。
「はっきり決まっている予定」 → 助動詞の will は使用できない
I am meeting a friend later. このあと友人と会うことになっている。
= I am going to meet a friend later. (I will meet a friend later. は不適切。以下同様)
We are getting married next month. 私たちは来月結婚します。
What time is he arriving at Narita tomorrow? 明日、彼は何時に成田に到着しますか。
What are you doing during Golden Week? ゴールデン・ウィークは何をするつもりですか。
「今、変化しつつあること」
The weather is improving. 天気は回復しつつある。
The cost of living is rising. 生活費は高騰している。
「一時的な習慣」
I am staying with a friend for a few days. 2、3日、友人のところに泊めてもらっている。
He is swimming every morning. このところ彼は毎朝泳いでいる。(いつもはそうではないのに)
「一時的な状態」
You are being stupid. 君はいま馬鹿なことをしているね。(いつもはそうではないのに)
You are being bossy. 君はいま威張っているね。(いつもはそうではないのに)
「やっかいな癖」
You’re always asking silly questions. 君はいつもくだらない質問ばかりする。
Tom is never satisfied. He’s always complaining. トムは決して満足しない。いつも文句ばかりだ。
松野町夫 (翻訳家)
現在進行形(I am doing)は、「今やっていること」「今、起きていること」を言いたいときに使う。
いま何をしているの? What are you doing?
いま昼ごはんを食べている。 We are eating lunch at the moment.
いま雨がはげしく降っている。 It is raining hard now.
「最近やっていること」「最近、起きていること」にも使える。たとえば、友人から久しぶりに電話がかかってきて、「どうしているのか?」ときかれて、「今、とてもおもしろい本を読んでいるんだ」。 I am reading a very interesting book now. さらにまた、共通の友人であるケンについて、「ケンはどうしているの?」ときかれて、「ケンは中国で働きたいので、いま中国語を勉強している」。 Ken wants to work in China, so he is studying Chinese. この場合、今=最近(these days)。
ケンは今(=発話時)、中国語を勉強しているとはかぎらない。発話時点では何か別なことをしているかもしれない。しかし中国語の勉強はまだ終わっていない(=未完了)。このように、発話時点で進行中でなくても、断続的に続いていれば「現在進行中の動作」とみて現在進行形を使うことができる。
現在進行形は基本的に「現在進行中の出来事」を表し、今(now)と関係する。なので今を中心とした期間(a period around now)を示す語句(now, at the moment, these days, today, this week, this month, this year, etc.)と一緒に使うことが多い。たとえば、
We are losing money this month. (今月は赤字だ)
現在進行形は「現在進行中の出来事」以外にも、以下のように様々な用途があり、その応用範囲は驚くほど広い。未来の出来事(はっきり決まっている予定)さえも表現できる。ただしその場合、未来時を示す語句が必要。たとえば、later, next month など。「はっきり決まっている予定」はすべて、準助動詞の be going to(~するつもり)で書き換えができるが、進行形の方が簡潔だ。
「はっきり決まっている予定」 → 助動詞の will は使用できない
I am meeting a friend later. このあと友人と会うことになっている。
= I am going to meet a friend later. (I will meet a friend later. は不適切。以下同様)
We are getting married next month. 私たちは来月結婚します。
What time is he arriving at Narita tomorrow? 明日、彼は何時に成田に到着しますか。
What are you doing during Golden Week? ゴールデン・ウィークは何をするつもりですか。
「今、変化しつつあること」
The weather is improving. 天気は回復しつつある。
The cost of living is rising. 生活費は高騰している。
「一時的な習慣」
I am staying with a friend for a few days. 2、3日、友人のところに泊めてもらっている。
He is swimming every morning. このところ彼は毎朝泳いでいる。(いつもはそうではないのに)
「一時的な状態」
You are being stupid. 君はいま馬鹿なことをしているね。(いつもはそうではないのに)
You are being bossy. 君はいま威張っているね。(いつもはそうではないのに)
「やっかいな癖」
You’re always asking silly questions. 君はいつもくだらない質問ばかりする。
Tom is never satisfied. He’s always complaining. トムは決して満足しない。いつも文句ばかりだ。