2008.05.12
八ヶ岳山麓の四季 3
小口隆三
5月になると農家の人たちは田植えの準備作業を始めます。標高1100m前後にある田は冬を越してすっかり堅くなっています。それをトラクターで耕し、うすく水を張り、さらにトラクターを入れてかき混ぜます。そのようにして耕された土に水をしみ込ませて、田植え機で苗を植え込むのに適した、やわらか過ぎずほどよい堅さの田になるように土を落ちつかせるのです。
田植え前の水が張られた田に八ヶ岳連峰が映る光景はこの時期にだけ見ることができるもので、春が終わり夏に移り変わる第一歩が始まったことを告げてくれます。
この時期の日の出が田に映る様子を撮ってみました。八ヶ岳連峰から朝日が昇る地点は日毎に移動していますが、5月には連峰の中心部に近づいていました。
また夕方の八ヶ岳連峰が水田に映っている様子も撮りました。薫風が吹き渡って心地よかったのですが水面にさざ波が立ち、八ヶ岳連峰の影がゆれて写っています。


写真タイトル:「水田と八ヶ岳連峰」 (2008年5月6日 長野県富士見町にて撮影)
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