2017.05.25  「相棒」について考える
   小山の教育通信 [2017.5月-3]

小山和智(グローバル化社会の教育研究会事務局長)

5月21日から 双子座(Gemini) に入ります。カストール&ポルックスの仲の良い双子は、世界各地で「コミュニケーション能力と知謀・知略」の象徴になっています。

「相棒・相肩 (partner)」という言葉は、一つの駕籠や荷物を一緒に担ぐ相手のことだったのですが、“ペアになって仕事をこなす際の相手 (associate)”を指すようにもなります。これが、「片棒」から「共犯」へと進むと、人数も怪しさも増していきます。

相棒・相肩は 普通は一人ですから、「mate」が“対”の感じがしてピッタリ。商船の「First/Chief Mate (一等航海士)」は、船長(Captain) の“女房役”です。嫌な仕事や汚れ役、臨時の警察官の役も 負わされます(当然 拳銃を携帯)。その点、運転技師である「Engineer (機関士)」は、気が楽なようです。
なお、大型客船の場合、船長の補佐役は「Staff Captain (副船長)」と呼ばれます。主には、乗客の安全確保に関する職務をこなしますので、普通は 拳銃等を携行しません(注:船長室などに保管)。

因みに、古代の日本語では、配偶者(spouse) のことを「ツマ」(反対側の端)と呼び、男女の区別はありませんでした。漢字が輸入されて“夫・妻”の字が当てられるようになり、やがて女性のみに使われるようになりました。英語の「better half (妻)」も元は“親友”の意味で、男女は関係なかったそうです。

阿部泰尚さん(TIU総合探偵社) が、マンションやアパートの郵便受けに入る「NTT Flet's 光」のチラシについて 報告されています (5/12)。結論からいうと「NTTを騙る悪質な営業行為」でして、NTT自身は「Flet's 光」を戸別訪問や電話勧誘 (⇒迷惑電話) 等で 直接営業はしません。ただし、こうした“販売代理店”がまとめてきた顧客に対して“サービス提供は厭わない”姿勢です。

困るのは、訳のわからない機器やサービスを 契約させられ、(知らない内に) 高額な料金を払い続ける嵌めになることと、解約したい場合は消費生活センターか 弁護士に頼むしか 方法がないことです。引っ越した直後や、一人暮らしを始めたばかりの学生などが、まんまと騙されるのですが、学校・大学側の注意勧告も「NTT販売代理店」の“印籠”の前では 色褪せてしまいます。
この調査、10年前にやって欲しかったですね。無数の犠牲者を出して、一体 誰が儲けているのでしょう?

それでは、例によって他のニュースも。
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関西 かけはしセミナー2017

日 時  5月27日(土) 午前10時半~12時半
場 所  イオンコンパス大阪駅前会議室 (大阪駅前第2ビル 15F)
テーマ  『英語教育改革の現状と今後の展望』
      講師:藤田 保(上智大学言語教育研究センター教授)
※ 「入試が変われば…」といわれてきた日本の英語教育は 2020年の大学入試改革に向けて どう変わっていくのでしょう?
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関西「帰国子女教育を考える会」第76回研究例会

日 時  6月 3日(土) 午後2時~5時 (例会後、懇親会)
場 所  立命館中学・高校  (京都府長岡京市調子1-1-1)
テーマ  『SGH(スーパーグローバルハイスクール) 実践4年目を迎えて』
      発題:神戸市立葺合高校、大阪府立三国丘高校、立命館高校
※ 文科省SGH(昨年度までに 123校指定)で試みられた 様々な実践やカリキュラム等は、帰国生にとって どういう意味を持つのでしょう?
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「Captain」は 船長・艦長ですが、海軍大佐 という階級も意味します。陸軍では“大尉”、警察では“警部”となるし、各国で微妙に異なるので 困惑することもあります。なお、陸軍大佐は「Colonel」です。

『Strong in the Rain (雨ニモマケズ)』が 日本語で読めます (えにし書房刊)。悲惨な原発事故を経験しながら、未だに 同じエネルギー戦略の下で 原発再稼働を進める愚かさ、津波対策も 巨大防潮堤の建設という“土建需要”にすり替える狡さを、外国人記者が看破しています。

「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案が 5月19日(金)、衆議院法務委員会で可決されました。「国会議員定数を半分に減らす」と国民を欺き、大多数の議席を確保したら、その約束は 放置して、特定秘密保護法制定、自衛隊法等改正を強行した上に、とうとうこの暴挙です。
共同通信は、国連人権理事会から任命された特別報告者 (U.N.Special Rapporteur) のジョセフ・ケナタッチ氏が安倍首相に緊急書簡を送って、警告を行ったことを配信しました。法案の「計画」や「準備行為」の文言が抽象的で、恣意的な適用のおそれがあること、対象となる犯罪の中に テロリズムや組織犯罪と無関係のものを含んでいる危険を指摘しています。

5月25日(木)、ASIA-NETクロスナレッジ「伝える技術を鍛える勉強会」南部労政会館(東京都品川区)で開かれます。今回は「モンローの説得話」をテーマに取り上げ、現場で使える実践スキルの習得を目指します。

次のグローバル化社会の教育研究会(EGS)は6月30日(金)、聖学院中学・高校 (東京都北区)--- 同校の「21世紀型教育の実践」をテーマに話し合わせてもらおうと 準備中です。詳しくは、別便にてご案内します。

それでは皆様、ごきげんよう。

小山 和智 ( OYAMA, Kazutomo)
  http://www.toshima.ne.jp/~kyoiku/
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(過去のニュースは 下記をご覧ください。)
 http://www.toshima.ne.jp/~kyoiku/shijo-news.htm
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