2017.06.09   ■短信■

     6.15南北共同宣言17周年 国際シンポジウム
     朝鮮半島と東アジア~平和への新たなステージへ~

 朝鮮半島情勢が緊迫する中、日本では一方的に「北朝鮮の脅威」が煽られ、それを口実に政府は安保法制に基づく初めての集団的自衛権行使といえる「米艦防護命令」を発令し、巡航ミサイルなどの「敵基地攻撃能力」保有を検討しています。一方、国会ではまともな議論もなしに「共謀罪」法制化に向けた審議が与党主導で着々と進められるなど、安倍政権による平和憲法をないがしろにした「戦争のできる治安国家」への暴走が止まりません。
 トランプ米政権の対朝鮮政策が徐々に浮き彫りになり、韓国では朴前大統領の弾劾による大統領選挙の結果、「対話による解決」を掲げる文在寅政権が発足するなど、朝鮮半島情勢の行方に世界の耳目が集まっています。
 1953 年7 月の朝鮮戦争停戦協定締結以降、戦争が終結されない交戦状態が60 年以上も続く朝鮮半島では、1976 年から毎年春と夏に世界最大規模の米韓合同軍事演習が行われ一触即発の戦争危機が定期的に生じています。世界最大のホットスポットとなっている朝鮮半島における平和体制構築は、南北朝鮮はもとより、東北アジアの平和と日本の安全保障にとってもっとも重要で切実な課題となっています。
 この度、2000 年6 月15 日の南北首脳会談と南北共同宣言17 周年を迎え、その歴史的意義を振り返りながら、朝鮮半島の緊張緩和と和解、東アジアの真の平和に向けた新たなステージを切り開くための課題と展望について、日本と南北朝鮮、北米、中国、ロシアの専門家らをお招きして国際シンポジウムを開催することになりました。

◆日 時:6月11日(日)14時~17時半(受付開始13時半)、参加費千円
◆場 所:中央大学駿河台記念館281号室(東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
  JR中央線「お茶の水」、地下鉄「新御茶ノ水」下車)

◆シンポジスト:コーディネーター 纐纈厚(山口大学名誉教授)
日本 浅井基文(元外務省地域政策課長)
   「朝鮮半島と東アジアの平和の為に日本が成すべき役割」
朝鮮 李炳輝(朝鮮大学校文学歴史学部教授)
   「6.15南北共同宣言の今日的意味と朝鮮半島の平和と統一の行方」
韓国 キム・ビョンギュ(THAAD反対全国対策委員会執行委員長)
   「新政権誕生から観る6.15共同宣言履行と平和統一への展望」
カナダ ミシェル・チョスドフスキー(オタワ大学名誉教授)
   「トランプ政権の朝鮮半島政策の問題点と米朝関係の展望」
ロシア キム・ヨンウン
(ロシア科学アカデミー極東問題研究所朝鮮問題研究センター上級研究員)
   「東アジアと朝鮮半島の平和ためのロシアの政策」
中国 鄭己烈(中国清華大学客員教授)
   「米中首脳会談後の中国の朝鮮半島政策」

◆主 催:東アジア市民連帯
(参加団体:フォーラム平和・人権・環境、6・15 共同宣言実践日本地域委員会、ピースボート、日韓つながり直しキャンペーン、日韓民衆連帯全国ネットワーク、「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会、村山首相談話を継承し発展させる会、東京朝鮮人強制連行真相調査団、朝鮮学園を支援する全国ネットワーク、朝鮮の自主的平和統一を支持する日本委員会、日本朝鮮学術教育交流協会、「戦争と女性への暴力」リサーチアクションセンター(VAWW RAC)、全日本建設運輸連帯労働組合

◆問合せ:フォーラム平和・人権・環境
TEL:03-5289-8222
メール:park@gensuikin.org
http://www.facebook.com/eastasia.solidarity
                           (岩)

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