2018.06.28   President Trump committed                        to provide security guarantees to the DPRK.
     「韓国通信」NO560

小原 紘(個人新聞「韓国通信」発行人)

去る12日に行われた米朝首脳会談で「トランプ大統領は北朝鮮に安全保障(security guarantees)を与える(provide)ことを約束した(committed)」。つまりアメリカは北朝鮮を攻撃しないと約束した。
p1韓国通信
北朝鮮もアメリカも、金正恩もトランプも好きではないが、戦争がひとまず回避された点では「大成功」だった。
「米朝首脳会談」の原動力は韓国民衆の力「ローソク革命」が押し上げた文在寅大統領の努力によるものだ。戦争より平和、分断より統一を求めた韓国市民の存在が決定的だ。米朝首脳会談を望まなかった日米韓の人たちから疑問の声が上がっているが雑音としか思えない。交渉は始まったばかりだ。

<明治150年>
今年は明治維新から150年目の年にあたる。政府はそれに特別な意味を持たせようと、さまざまな行事を企画している。内閣府のホームページが興味深い。
この「明治150年」をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神※に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです。このため、政府においては、こうした基本的な考え方を踏まえ、「明治150年」に関連する施策に積極的に取り組んでいます。
①明治以降の歩みを次世代に遺(のこ)す
明治以降、日本は近代化の歩みを進め、国の基本的な形を築き上げた。
明治以降の日本の歩みを改めて整理し、未来に遺すことにより、次世代を担う若者にこれからの日本の在り方を考えてもらう契機とする。
 立憲政治・議会政治の導入、国際社会への対応、技術革新と産業化の推進、女性を含めた教育の充実 など
②明治の精神に学び、更に飛躍する国へ
明治期においては、能力本位の人材登用の下、若者や女性が、外国人から学んだ知識を活かし、新たな道を切り拓き、日本の良さや伝統を生かした技術・文化を生み出した。
これらを知る機会を設け、明治期の人々のよりどころとなった精神を捉えることにより、日本の強みを再認識し、現代に活かすことで、日本の更なる発展を目指す基礎とする。※「明治の精神」 機会の平等、チャレンジ精神、和魂洋才 など

明治以降の日本の歩みを伝えたい政府の意図は明らかだ。明治精神を強調しているのを見ればどういう歴史を伝えたいのか見当はつく。

ところで韓国は「明治150年」と対照的な記念の年を迎える。
<4.3蜂起70年と3.1独立運動100年>

済州島4.3蜂起(1948年)から70年を迎えた。南北分断に反対した済州島島民5分の1、約6万人が米軍と政府軍によって虐殺された。政府に反対する人はすべて「アカ」と見なし「抹殺」をはかった過去の歴史を見直す機運が高まり、政府と民間によって事件の真相解明と犠牲者の名誉回復が大々的に進められている。
来年、3.1独立運動が100年を迎える。200万人が参加し、8千人近い人が犠牲となった独立運動は民族の悲劇として語り継がれてきた。来年どのような記念の年になるのか想像に絶する。日韓・日朝関係を含めた過去史の清算とともに南北統一の機運が一気に高まることが予想される。
「明治150年」で日本側の歴史認識がどのように示されようとも、南北7500万人の人たちから日本が真正面から問われることになる。

どうにもとまらない原発再稼働!
東海第二原発再稼働反対署名のお願い

大飯原発4号機に続き、16日に玄海原発4号機が再稼働した。これで9基の原発が動き出したことになる。さらに現在26基が再稼働待機中だ。 
30キロ圏内に約100万人が住む東海第二原発が再稼働を狙っている。40年の耐用年数を越えた日本でもっとも危険な原発(日本原電は事故発生率トップ、東海第二原発も事故率トップ!) が再稼働すれば、待機中の原発も雪崩をうったように再稼働に弾みがつく。
我孫子市が千葉県で初めて市議会が廃炉を求める意見書を採択したのに続いて千葉県多古町が意見書を採択。また19日には30キロ圏内の水戸市議会が再稼働反対の請願を採択した。東京葛飾区などでも同様の動きが伝えられ、住民による包囲網が広がっている。
「とめよう!東海第二原発首都圏連合会」では廃炉に向けて抗議動、署名運動に取り組んでいる。前回の署名に引き続き署名活動への参加をお願いしたい。
送付は「たんぽぽ舎」まで。署名用紙は貼付ファィルから取り出してください。紙代も郵便代も自己負担という破格のお願いです。

<震災の熊本へ>
韓国通信(熊本城)
6月18日、大阪北部をM6.1の地震が襲った翌日、熊本に出かけた。熊本城を散歩して2年前の地震の凄さに驚いた。住宅の復興も進まないうえに、熊本人の心のよりどころが無残な姿を晒しているためだろうか熊本は元気がなかった。<ガンバロウ熊本!>のポスターばかり目についた。最近全国各地で地震が相次ぐなか、熊本城の惨状を見たら「原発はイラナイ」を実感するはずだ。
  署名用紙へのリンク・アドレスは以下へ
   https://drive.google.com/file/d/1saURosgm8McH0ndg-daxwezCQUV0Mr9g/view

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