2019.07.16 ■短信■
         ベン・シャーンが見た福竜丸
         13点のデッサンと漁師たち


 静岡県焼津港所属のまぐろ漁船「第五福竜丸」(乗組員23人)が、1954年3月に太平洋で操業中、ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で被ばくしてから、今年で65年になります。
 この事件は国際的な反響を呼び、米国の核物理学者ラルフ・ラップは1957年、ルポルタージュ『第五福竜丸の航海The Voyage of The Lucky Dragon』を発表しました。その時、米国の画家、ベン・シャーンが、その挿絵のために40点のデザインを描きました。その後、福竜丸の被ばくと、無線長・久保山愛吉さんの死に心を寄せたシャーンは、1960年代に1年がかりで彩色画の「ラッキードラゴン・シリーズ」11点を描きました。
 本展覧会には、彼のデッサン13点(港 出航 彼らの漁道具 漁 サンゴ礁の怪物 降下物 死んだ彼 病院にて 船主 写真家 報道から 未亡人 なぜ)が展示されており、福竜丸の水爆実験被災の航海をたどることができます。
 本展覧会は、第五福竜丸が保存されている都立第五福竜丸展示館が大規模改修され、今年4月にリニューアルオープンしたことを記念する企画展です。

日時:9月29(日)まで。9時30分~16時、月曜休館

会場:都立第五福竜丸展示館(東京都江東区夢の島2-1-1 夢の島公園内。JR京葉線、メトロ有楽町、りんかい線新木場駅から徒歩10分)

入館料:無料

主催:公益財団法人第五福竜丸平和協会(℡ 03-3521-8494)

(岩)
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