2008.10.26 諷刺の種
乱鬼龍(川柳作家)


◆狂歌

こんな程度じゃ話にならぬどの程度なら話になるや

 気がつけば政治家というド素人こんな程度を吐いて嗤わす

 恐慌が破たんバタンと近づいて貧者の爪の火を消しに来る
 
 この国の汚染を告げて汚染米こんな程度の倫理道徳

 資本主義だから資本の世が壊れこの世を恨む怨嗟充ちくる

 政治家に政治を問えば空し過ぎこんな程度を吠えてやかまし

 この国を変えねば国がもう持たず福祉切り捨て山河亡びる

 迫り来る危機と破局の眼くらまし今日も衆愚の俗悪テレビ

自民党自民党より自分党ただひたすらに当選のため

 相撲道などというから嘘っぽい大麻の道がのこったのこった

◆川柳

 麻生から視える政治のこの程度

 民情を知らぬ政治の聞いたふう

 総選挙叩きつけたい票を持ち

 革命が遅れ犠牲者止めやらず
 
 国を喰う者どもが吐く予算案

 政界に農相という大鬼門

 解散へ浮き足立っている馬脚

 人殺す政治国益などと吠え

 自民党討てぬ人民なら亡ぶ

 常在戦場その戦場が陳腐過ぎ

 去勢され洗脳をされ民が出来

 落語家はこんな程度が襲名し

 愚民化のツケで愚民に智恵がない

 うかつにもうかつだったといううかつ

 (乱鬼龍作・発行の「諷刺の種」2008年9月天下の秋ぞ立つ号から)
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