2021.04.19 新型コロナのワクチン、私は「絶対に打たない!」これだけの理由(その1)
~新型コロナはワクチンが必要なほど危険な感染症ではない~

岡田幹治(フリーライター)

 新型コロナワクチンの接種が4月12日から65歳以上の高齢者向けに始まったが、後期高齢者である私は「絶対に打たない!」と決めている。その主な理由を挙げれば――。
 1 日本人にとって新型コロナウイルス感染症は、多数の国民の生命を脅かすような危険な病気ではない。日本人にワクチンを接種した場合、高齢者・若者いずれでも利益より害が上回るという報告が公表されている。
2 日本で接種される3種類のワクチンは、臨床試験(治験)の期間が短く、免疫の持続性や長期的な安全性は評価できていない。75歳以上は対象者が十分でなく、有効性も安全性も評価されていない、
3 日本で接種される「遺伝子ワクチン」は、安全性が保証されたものではないと、内外の何人もの医師や研究者が指摘している、
4 日本を含めて接種が始まった国々では、深刻な有害事象(健康被害)が多数報告されており、その多くは接種が原因だと考えられる。
5 ワクチン接種はウイルスの変異を促進するので、次々に発生する変異株に対応するワクチンの開発が必要になり、変異とワクチン開発のイタチごっこが続く。ワクチンは新型コロナ対策の「決め手」にはならない――などだ。
 第一の論点から説明しよう。

◆変異株への感染が拡大中
 本題に入る前に、最近の新規感染者の増加傾向について解説しておこう。3月以降、各地で感染者が増加しているのは、冬の流行(第3波といわれているもの)のリバウンド(再拡大)ではなく、複数の変異株(英国株、ブラジル株、南アフリカ株など)の登場によるものだと、川村孝・京都大学名誉教授(疫学)はみている。
 これらの変異株に対して感染しやすい人(何らかの理由で免疫力が弱い人や、新型コロナに感染して免疫を得たものの時間が経って免疫力が弱くなった人など)に感染が広がっているが、気温が上がればウイルスの活力が衰えるので、流行の規模(感染者の総数)は冬の流行時ほどにはならず、流行期間も比較的短期間で済むだろうと同名誉教授は予測している。
 ウイルスの世界では絶え間なく変異株が生まれて競い合い、姿をくらましやすく、感染力が強いものが生き残る。その場合、ウイルスは宿主が死んでしまえば存在できないものなので、生き残るのは弱毒化するのが一般的な傾向だ。
 国内では昨年の春から夏にかけて、中国で発見された株(武漢型と呼ばれる)から欧州で発見された株(欧州型と呼ばれる)へ主役が交代した。現在も同じような主役交代劇が進行中と考えられる。
 いま感染者が増えている変異株がどのような特徴をもつか完全には判明していないため十分な警戒が必要だが、感染予防対策としてはこれまでと同じことを続けるしかない。

◆100万人あたりの死者、日本は米国の20分の1以下
 現状をそのように認識したうえで、本題に入ろう。
 新型コロナワクチンについて政府は国民に努力義務を課したうえで、個々人が接種のメリットとリスクを考えて判断するよう求めている。私は情報を集めて検討し、リスクの方がはるかに大きいと判断した。
 その第一の理由は、日本人にとって新型コロナウイルス感染症は多数の国民の生命を脅かすような感染症ではないということだ。
 感染者数(PCR検査の陽性者数)が世界最大の米国と日本を比べてみよう。米国は昨年1月以来約1年3カ月間の累計感染者が約3100万人(総人口の9.4%)、死亡者は約56万人(同0.17%)だ。これに対して日本は累計感染者が約50万人(同0。4%)、死亡者は約9300人(同0.007%)にすぎない(いずれも4月9日現在)。
 言い換えると、米国人にとって新型コロナはおよそ10人に1人が感染し、1000人に1~2人が死亡するきわめて深刻な感染症だが、日本人にとっては200~300人に1人が感染し、死亡するのは1万人に1人にも満たない感染症だ。
 この対比は人口100万人あたりの死亡者数でも確認できる。米国が1702人なのに対し日本は73.3人で、米国の20分の1以下だ。
 ちなみに100万人あたりの死亡者数で日本は世界で96位だ。日本より多いのは、英国1913人,イタリア1865人、ブラジル1651人、フランス1486人など欧米や中東・南アジアの国々であり、日本より少ないのは韓国33.8人、中国3.4人など東アジア・東南アジア・オセアニア・アフリカの国々だ(2月24日時点)。
 新聞やテレビでは欧米諸国の状況が連日伝えられ、多くの人は同じようなことが日本でも起きるように錯覚しているが、実は欧米と日本では事情は全く異なるのだ。このことはワクチンについても言える。

◆40歳代以下では「ただの風邪」
 国内の状況を詳しくみてみよう。新型コロナの人口死亡率(該当する年代の人口に占める死亡者の割合)を年代別にみると、10歳未満~60歳代は0.00%、70歳代が0.01%で、80歳以上でも0.04%だ。つまり新型コロナで死亡するのは70歳代で1万人に1人、80歳以上でも1万人に4人である。
 新型コロナは、40歳代以下ではほぼ重症化さえしない「ただの風邪」であり、ごく少数の感染者で免疫の暴走(サイトカイン・ストーム)が起きて血栓症や間質性肺炎などを起こす病気なのだ。
 重症化して死亡するのは、何らかの事情で免疫力が弱い人たちだ。有名人でいえば、志村けんさんは昼夜不規則な生活を続けていたこと、岡江久美子さんは抗がん剤の治療を受けていたことが伝えられている。また若くして死亡した関取の勝武士は糖尿病を患っていたという。ストレスと睡眠不足も、抗がん剤も、糖尿病も免疫力を低下させる。
 季節性インフルエンザと新型コロナはともに、弱毒性のウイルスを病原体とする呼吸器系疾患の感染症だ。二つを比べると、インフルエンザは年に1000万人ほどが感染し、直接死が約3000人、関連死を合わせると1万人前後が死亡していた。
 これに対して新型コロナは、重症者・重篤者の入院が長期間になる特性があり、致死率(感染者に占める死亡者の割合)がインフルエンザより高いものの、感染者はきわめて少ないので、「年間の国民の生命への影響はインフルエンザとほぼ同等」と川村名誉教授は言う。
 インフルエンザは流行の最盛期には1日に60万人もの新規感染者が出るが、そういう時期でも緊急事態宣言が発令されたり、外出自粛や飲食店の営業時間短縮が要請されたりすることはなかった。感染者が集中した学校などで学級閉鎖などが実施される程度だった。
 新型コロナも、重症者を治療できるように医療体制を整えておけば、緊急事態宣言などを発出する必要のない感染症なのだ。

◆日本におけるワクチン接種の利益と害を試算
 累計感染者が国民の1%に満たない日本で、新型コロナのワクチンを接種する必要があるのだろうか。そうした問題意識から、NPO法人医薬ビジランスセンター(NPOJIP、浜六郎理事長)は、日本で新型コロナワクチンを接種したときの効果と害(副作用)について調べた。このNPOは製薬企業の影響を受けない中立的立場で医薬品についての情報を提供している。
 調査をまとめた「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)用ワクチン:日本では有用か?」(2月9日公表)によれば、若者はもちろん80歳以上の高齢者でさえ、ワクチンによって減らせる死亡者数よりワクチン接種による死亡者数の方が多くなるという。
次のような内容だ――。
 ファイザー・ビオンテック社製とモデルナ社製ワクチンの公表データによると、二つのワクチンは2回目接種から1.5~2か月間で「症状のある感染者(PCR検査の陽性者)」を予防する割合(顕性感染防止率)は95%と高かったが、「症状の出ない感染者」を予防する効果(不顕性感染防止率)は不明だった(死亡への影響も不明)。
 これに対しアストラゼネカ社製のワクチンは、顕性感染防止率が60%と2社より劣り、不顕性感染防止の効果はゼロだった。そのうえ自己免疫性の精神疾患の発症が自然発生の10~80倍もあった。
 一方、ファイザーワクチンの接種が始まったノルウェーでは、短期間の間に75歳以上の高齢接種者が1300人に1人の割合で死亡している。これらは発熱や吐き気などありふれた症状がきっかけになった死亡で、ワクチンとの関連が指摘されている。

◆高齢者でも若者でも害が利益を上回る
 ワクチンが有用かどうかの計算は次のように行なった。
1 ワクチンによる感染防止率95%が1年間持続し、それが死亡予防効果にも適用できると仮定する、2 日本の新型コロナの死亡者が今後も増加してこれまでの2倍に増えると推定する。3 ワクチンの影響による短期間の死亡者はノルウェーと同程度と仮定する、4 以上を前提に日本で新型コロナによる死者を1人減らすには何人に接種する必要があるかを年代別に計算する。
 その結果、80歳以上は1700人の接種、70歳代は6400人の接種、60歳代では2万人接種が必要であり、30歳未満では600万人に接種してはじめて新型コロナによる死者を1人減らことができるという結果になった。
 高齢者の場合、接種した1300人に1人の割合で死亡者が出るのだから、1700人に接種すれば1人以上の死亡者が出る計算になる。つまり日本では80歳以上でさえワクチン接種による効果より害の方が大きいわけだ。
 まして30歳未満の人たちは1人の死亡を減らすには600万人の接種が必要になるが、600万人に接種したとき、いったい何人にアナフィラキシー(重いアレルギー症状)や自己免疫疾患、睡眠中の突然死などが起こるか測りしれない――と報告は述べている。
 以上が「新型コロナワクチンは絶対に打たない!」と私が決めた第一の理由だ。第二以下の理由については稿を改めて説明する(続く)。
Comment
自分でも迷っていた部分があったのですが、これを読んで吹っ切れました。ワクチンの接種は断りました。
前山忠 (URL) 2021/04/23 Fri 20:32 [ Edit ]
あなた様の記事については
下記のメルマガで知りました。
↓↓↓
たんぽぽ舎です。【TMM:No4213】
2021年6月2日(水)地震と原発事故情報-

コロナ情報に感謝、たいへん参考になりました。
国の合同部会の5月26日報告では
ワクチン接種後の死者は85名。(2月17日~5月21日)
リンクは
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784439.pdf 
アナフィラキシーショックは 7298名(2月17日~5月16日)
リンクは
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784435.pdf?fbclid=IwAR3n0e3AKOQJYpbivmw1mVlaJjeyyD6d63pEWcoDIDhYNF1JlIyuGlwNJCI
このワクチンが
16歳以上に、6月中旬から接種予約券が発送される予定。また
12歳~15歳は保護者の同意で接種できるとして、公的予防接種の対象となりましたね。
10~30代はコロナ死亡者がゼロもしくはそれに近い数値であるのに、若者に接種を急ぐ理由はどこにあるのでしょうか?
感染対策ではない「何か」闇が、大きな力が働いているとしか思えないです。
 
>私は絶対に打ちません。
理由1.
感染拡大のトリックをある方が教えてくれました
→PCR検査を使うと、ウイルス1個でも反応し陽性になり、陽性者の9割以上が、無症状で「健康」!
しかしTV新聞はすべての陽性者を「感染(症状のある人)」と言葉をすり替えて報道し、感染拡大を演出しているのだと。

理由2
最近、接種率の高い海外で、不可解な現象が多発。
それは
ワクチン接種者の周囲で
「何か」が「未接種者に伝染」しているという報告が
何千、何万件も報告されている。
たとえば自分は打っていなくても、彼女が打っていたら影響を受けるという報告。
逆もあり。
これはデマなどではなく、未接種者への伝染事例を、ファイザー社も確認している。とネット上に出ていました。
他の情報を探してみると
「コロナワクチンは生物兵器 / ナカムラクリニック」➔ https://note.com/nakamuraclinic/n/n59345f65da9c

動画「これはワクチンではない 女性の生理周期に何が起きているのか?
What's Going On with Women's Cycles? 」 2021/04/19
ラリー・パレフスキー医師
https://www.bitchute.com/video/xfhMhPYsDxtD/
  
その他たくさんの医師が、このワクチンの危険性を指摘していることを知りました。
国民の皆さんが
こうしたデメリットがあることもしっておくべきだと思います。

今後も、有用な情報発信をお願いします。 
バロン男爵 (URL) 2021/06/03 Thu 08:58 [ Edit ]
管理人にだけ表示を許可する
 
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