2021.11.29  アフガニスタン、暫定政権発足から3か月半
        パンジュワク通信社が伝える現状(5)

坂井定雄 (龍谷大学名誉教授)

 Pajhwok Afghan News(11月24-26日)

(カブール)アフガン政府当局者は24日、女子クリケット・チームは禁止されず、これまで通りプレーを続けるだろう、と語った。アフガニスタン・クリケット委員会(ACB)のミルワイス・アシュラル会長が、公式声明で明らかにした。同会長は、ACBは公式声明で、国際クリケット評議会(ICC)のアフガニスタンに対する主要な要求の一つである、と述べている。

(カブール)赤十字国際委員会は、アフガニスタンの飢えを避けるため、同国に対する制裁として凍結している同国の金融資産を使うべきだ、と声明した。(坂井注:米国などが凍結しているアフガニスタンの金融資産は数10億ドル)

(カブール)国連の報告によると、今年9月末までに、アフガニスタンでは内戦と生活不安のために、50万人近くの人々が難民化した。

(カブール)暫定政権当局は25日、すべての女学校、大学は新学期からイスラム法に基づいて再開される、と発表した。

(カンダハル市)南カンダハル州当局は25日、金属類の外国との貿易を禁止すると語った。

(カブール)治安当局によると、全国で逮捕された犯罪容疑者の91%は、カブールで逮捕された。

(フロズコ)現地住民によると、西ゴール州のシャハラク前犯罪局長が殺害された。

(ヘラート市)西ヘラート州住民によると、地元医師がタリバンによって射殺された。タリバンは事件について発言を拒否している。

(カブール)赤十字国際委員会(ICRC)は、アフガニスタンでの飢餓を防ぐために、現金が必要だと強調。
ICRCのドミニック・ステイ―ルハート部長は、アフガニスタンに対する経済制裁は、広範囲な疾病と飢えをもたらしている、それを防ぐため、赤十字基金国はアフガニスタンに基金を送る方法を見出ださなければならない、と強調した。
ドミニック氏はアフガニスタンのカビール副首相とカブールで会談。この訪問中に、厳しい飢えに襲われている子供たちと会ったと語った、
同氏は、ICRCの計画に基づき、資金と技術支援を18の重要病院に行うこと、この計画は、6カ月以内に約5千人の医師、看護師はじめ関係者への給与を含め支払う、と語った。

(カブール)アフガニスタン薬品労働連合(APSU)は、銀行からの資金規制によって、薬品の輸入がゼロになったと述べた。

(フィロズコ)西ゴール州の多くの住民は、医薬品と病院のベッド不足を訴えている。

(ガルデス)パクチア州の厚生衛生当局者は、最近の3か月間に保健体制が改善された、と語った。

(ガズニ市)ガズニ市当局者によると、総額3千2百万アフガニの投資が、同市とガズニ州南部の2地方で実施された。

(ティリンコット)ウルズガン州チナルト地方の1千家族以上の貧しい、内戦犠牲者が23日、食料支援を受け取った。

(カブール)難民・再会省はカブールにいる5千以上の難民家族が再会・家族復活した、と発表した。しかしなお、約1万の家族がカブールに避難したままだ。
カブール市のラヒムザイ難民局長は、冬期間中残された難民家族に衣料と食料を支給する努力が始まっていると語った。
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